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トム・フォードが自ら監督を務めた本当に美しい映画作品集

      2018/09/21

シングルマンファッション業界において不動の地位を築いた稀代のデザイナー「トム・フォード (Tom Ford)」。世界的メゾンであるグッチやイブ・サンローランのクリエイティブ・ディレクターを務め、その後自身の名を冠したTOM FORDを設立。近年では、映画監督としてもデビューを果たしました。

今回は、トム・フォードが自ら監督を務めた映画作品を紹介します。独特の世界観を放ち、美しい映像美の作品をこの機会にぜひチェックしてみてください。

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トム・フォード (Tom Ford) とは

シングルマンのワンシーン

映画「シングルマン」のワンシーン。左からコリン・ファース。ジュリアン・ムーア。

トム・フォード (Tom Ford) 1961-

アメリカ合衆国テキサス州オースティン出身のファッションデザイナー。ニューメキシコ州サンタフェで青春時代を過ごし、その後ニューヨークへ渡る。大学では美術史を専攻し、一時俳優を志すようになってからはCMなどにも出演。1986年まで建築を学ぶためパーソンズへ編入。88年からはペリーエリス (PERRY ELLIS)で働くようになる。

1990年、グッチ (GUCCI)のレディース部門のチーフ・デザイナーに就任。後94年には、同ブランドのクリエイティブ・ディレクターに就任。トムフォードは傾きかけた業績を見事に立て直し、世界中にグッチブームを巻き起こす。2000年以降はイブ・サンローランのクリエイティブ・ディレクターを兼任し、2004年に退社。翌年、自身の名を冠したトム・フォード (TOM FORD)社を設立。クラシックをベースにしたラグジュアリーなメンズラインに定評があり、世界の主要都市に店舗を構える。2009年から映画監督としてデビューを果たす。

トム・フォードの監督映画作品

1. シングルマン (A Single Man) 2009年

シングルマン

2009年に公開されたトムフォードの監督デビュー作。

舞台は1960年代のアメリカ・ロサンゼルス。恋人であった同性愛のパートナーを8ヶ月前に交通事故で亡くし、生きる希望を失いかけた主人公ジョージ。人間であれば誰もが避けられない「死」という現実を、喪失感と切なさを抱えながら生きるジョージの姿が心を揺さぶられる物語です。

主演を務めたコリン・ファースが演じるジョージの身に着けているファッション。建築家ジョン・ロートナーによって建てられた住居。所有している愛車など、細部に至るまでこだわり抜いたアイテムは圧巻の一言。トム・フォードが撮る美しい映像美はこれだけでも観る価値がある作品となっています。

シングルマン コレクターズ・エディション

2. ノクターナル・アニマルズ (Nocturnal Animals) 2016年

ノクターナルアニマルズ

2016年よりアメリカで公開されたトムフォード監督2作目の作品。

原作は1993年オースティン・ライトによって発表した小説「ミステリ原稿」を実写化。前作から7年ぶりとなる本作はサスペンスムービー。主人公スーザンのもとに元夫のエドワードから自作の小説「ノクターナル・アニマルズ」が届くところから物語が始まります。

「過去」「現在」「小説の世界」の3つの物語が進行しながら絡み合う独特の世界観を楽しめる作品となっています。前作に引き続き、トム・フォードがセレクトした音楽やファッションは見所です。第73回ヴェネツィア国際映画祭で審査員大賞を獲得。

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