アメリカ・テキサス州から生まれた長い歴史を誇る人気ブランド“Dickies” (ディッキーズ) から発売されているワークパンツの王道『874』
アメカジの定番アイテムとして知られていて、地元のスケーターから圧倒的な支持を得ている説明不要のワークパンツです。日本でも多くのセレクトショップなどで取り扱いがあり、不動の人気が獲得。
今回は、ディッキーズの874ワークパンツについて解説します。
実際に着用してわかった特徴やサイズ感などをまとめてみました。ご購入を考えている方は参考にしてみてください。
ディッキーズ (Dickies)とは
1922年、アメリカ・テキサス州にて創業したカジュアルワークブランド『Dickies (ディッキーズ)』
アメリカで働く労働者のために製作されたワークウェアが大ヒットを記録し、その確かな技術が認められ、後に米軍の制服としても採用される。
1967年、ディッキーズの代表的モデルである「874」を発売。丈夫で破れにくく、タフなアイテムとして世界中のストリートへ浸透。
1990年代には西海岸のスケーターたちがこぞって着用し、現在ではワークウエアの定番アイテムとして不動の地位を築いている人気ブランドです。
ディッキーズ874の特徴
『ディッキーズ=874』といえるくらいあまりにも定番化している人気ワークパンツ。(別名:チノパン)
元々は地元テキサスの労働者向けに開発された874モデルは、丈夫で型崩れしにくいという特徴のワークパンツです。
実際に手にとってわかる通り、非常にハリ感があってタフな雰囲気を感じさせます。
デザインはいたってシンプルな作りをしていて、特に目立った装飾もなく、バックポケットの上部にブランドロゴをさりげなく配置しています。
シルエットは太めなので、窮屈な感じは一切無く、ゆったりと履けます。
最近は細身のデニムを履くことが多かったので、ディッキーズの太めのシルエットはすごく新鮮に感じました。
サイズ感に関しては、正直なところディッキーズ874のパンツをどう履くかによります。
ぴったりめで履くのか、ゆったりめで履くのか。
ただ一つ言えることは、ディッキーズ874の特徴を考えると、ゆったりしたサイズ感がオススメです。
リジッドデニムと違って、ディッキーズの874は洗濯してもあまり縮みが発生しません。
ディッキーズ874に限っては、ラフに履きこなすのもアリだと個人的には思います。
ディッキーズ874は、カラーバリエーションが豊富にあるので気分や季節に合わせて使い分ける楽しみもあります。
男性はピチピチのスキニーデニムを履くよりも、たまにはゆったりしたディッキーズのワークパンツも良いですよ。ゆとりのあるパンツを履くことでスタイルの幅がさらに広がります。
カリフォルニアのスケーター定番アイテム”874”
今でこそディッキーズ874のワークパンツはカジュアルパンツの定番アイテムとして認知されていますが、人気を後押ししたのが紛れもなく1990年代に巻き起こったカリフォルニアのスケートムーブメントです。
当時、地元の西海岸のスケーターたちが丈夫でリーズナブルな「874」に目を付けて多くの若者たちが愛用していました。ディッキーズ874はシンプルなデザインなので、デッキシューズとの相性が良く、スケート中も程よいゆとり感があって履きやすいのです。現在でもカリフォルニアでは根強い人気があります。
小物を使ってさりげないアクセントを
最近では、シンプルなディッキーズのパンツにはカラビナを愛用しています。手ぶら主義というのもありますが、普段のファッションのアクセントにも鍵の収納に便利なカラビナ。無骨なディッキーズのパンツとカラビナを合わせるのが今の気分です。
>>Wichard(ウイチャード) 50mm Safty snap hook セーラーカラビナ
ベルトなどの小物使いでアレンジを加えながら履くのもファッションの楽しみですね。
王道ワークパンツだけあって信頼感のあるディッキーズ874。一本は持っておきたい定番アイテム。