1990年代を中心にハリウッドで活躍し、23歳という若さでこの世を去った映画俳優「リヴァー・フェニックス (River Phoenix)」。
時代を超えて愛される名作『スタンド・バイ・ミー』や『マイ・プライベート・アイダホ』などを残し、プライベートでも彼の着こなすアメリカンスタイルのファッションが常に注目されていました。
今回は、生前に彼が好んで愛用していたファッションアイテムを紹介します。
リヴァー・フェニックス (River Phoenix)とは
本名River Jude Phoenix。1970-1993
アメリカ合衆国カリフォルニア州出身の俳優。
母親の影響により10歳の頃にテレビ出演。1985年、映画デビューを果たす。
1986年には大ヒット作となる映画「スタンド・バイ・ミー」に出演し、瞬く間に注目を集める。
1991年、盟友キアヌ・リーブスとの共演作「マイ・プライベート・アイダホ」でヴェネツィア国際映画祭の男優賞を受賞。
1993年10月31日、ジョニー・デップが経営するウエスト・ハリウッドのクラブにて薬物の過剰摂取により死去。
享年23歳。実弟は俳優ホアキン・フェニックス。
リヴァー・フェニックスのファッション
リヴァー・フェニックスといえば23歳という若さでこの世を去った伝説的な人物です。若くしてハリウッドで成功を収め、今後が期待されていた俳優のひとりでした。
彼が活躍していた時代は1990年代初頭。音楽ではニルヴァーナが全盛期であり、ファッションも色んなジャンルのスタイルが注目を集めていました。
リヴァー・フェニックスのファッションは、アメリカンカジュアルをベースとしたスタイルが基本となります。特に目立った服装では無いのですが、彼が着ると雰囲気を醸し出すラフなデニムやシャツスタイルは今にも通じる90年代スタイルのお手本となります。
日本ではあまり知名度がある人物では無いですが、彼は紛れもなく90年代を代表するファッションアイコンであることは間違い無いです。
リヴァー・フェニックスが愛したファッションアイテム
コンバース・オールスター
映画「スタンド・バイ・ミー」でリヴァー・フェニックス演じるクリスが着用していたスニーカーがコンバースのオールスター。映画では色落ちしたデニムの裾をロールアップしてオールスターのハイカットモデルを履いています。使用感とダメージがあればあるほど、雰囲気が増すのがオールスターの魅力であります。
リーバイスのデニムパンツ
映画や雑誌の撮影などでも度々デニムスタイルを披露していたリヴァー・フェニックス。撮影時だけではなく、プライベートでも愛用していたのがリーバイスのデニムパンツ。
ウォッシュ感のある程よく色落ちしているデニムは、いかにも90年代らしいファッションです。当時の若者から絶大な支持を得ていたリヴァー・フェニックスのスタイルには必要不可欠なアイテム。
オレンジのハンティングジャケット
1991年に公開した映画「マイ・プライベート・アイダホ」で着用していたのが、オレンジのハンティングジャケット。リヴァーフェニックスといえば、このオレンジのジャケットを思い浮かべる方も少なくないはず。
実際にリヴァー・フェニックスが着用していたものは、ヴィンテージの古着アイテムであると伺えます。この映画はキアヌ・リーブスと共演していたことでも話題となり、映画の中で二人が着用していたファッションは現在でも注目されています。まだ見ていない方はぜひご覧になってみてください。
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