毎日増え続けるたくさんの「モノ」を何とかしたいと思いながらも、ついつい後回しにしていませんか?そんなぼくも、以前は部屋にモノがあふれていて、どこに何があるかわからない状態でした。そこで、思い切って部屋の整理をしてみました。
部屋の「モノ」を減らすことは、新しい空気を取り入れることにつながります。普段の片付けだけでは効果が出ない人は、この機会に思い切って断捨離してみましょう。
今回は、ぼくが実践してわかった効果的な部屋の整理方法について紹介します。
ここでは大きく分けて6つの項目に分けてまとめています。
はじめに:部屋の整理は無理せずおこなう
タイトルにあるように、ぼくは部屋の整理を「無理せず」実践しました。どういうことかと言うと…
実際に部屋の整理を経験したひとの中には、うっかり必要なモノまで捨ててしまったり、モノを増やしたくない理由から欲しいモノがあっても買わずに我慢する人がいます。
部屋の整理をしていて必要な物まで捨ててしまったら非常に後悔します。また、モノを極端に買わなくなるとストレスを感じたり空っぽな気持ちになったりします。
そこで、部屋のいらないものを整理するときに気をつけたいことは、
”モノは減らせるものは減らし、残すものはしっかり残すようにする”
これが部屋の片付けを無理せず実践するルールです。
ステップ1:増え続ける洋服を整理する
まずは、洋服の整理からはじめていきましょう。
実際に洋服の整理を実践して気づいたことがあります。洋服の整理がうまくできれば、他のアイテムもスムーズにできるということです。
というのは、洋服を整理しているうちに自然とこれは自分にとって必要なモノか、不必要なモノかの判断ができるからです。これができることによって、他のモノでもその効果を発揮してくれるので、できることなら洋服の整理からはじめてみてください。
では、クローゼットにある洋服を整理していきましょう。ぼくの場合は、以下の4つの見分け方で洋服の整理を行いました。
洋服を整理する際の4つのポイント
1. 常日頃、洗濯することがない洋服
よく着ている洋服というのはいつも洗濯している洋服のことです。逆を言えば、洗濯していない洋服はあまり着ていないという証。シーズンごとに着ている洋服と着ていない洋服を区別してみると、洗濯していない洋服は多くの場合あります。
2. ”思い出だけ”が残って全然着ていない洋服
「あの時買った洋服」や「並んでまで手に入れたバッグ」は、思い出があって手放せない気持ちはよくわかります。しかし、いつまでも思い出に執着していても今後さらにモノが増えるばかり。見切りをつけて手放すことも大切です。
3. 「いつか着るだろう」はいつまでも着ない洋服
「これはいつか着るだろう」と思って捨てずに、いつまでもクローゼットに眠っている洋服。洋服は流行に左右されやすいので、いざ着る機会が来てもすでに自分の好みや流行りが変わっていることがよくあります。この際、思い切って処分をして、新しい洋服を購入したほうが効率的です。
4. ”大きなダメージや汚れ”がある洋服
洋服は清潔さが何よりも大切です。どんなに高価な洋服でも、大きな毛玉や生地の傷み、汚れなどは人の印象を大きく左右します。いつまでもキレイな洋服を着るためにクローゼットの中から清潔にしておきましょう。
洋服を売る場合
洋服の整理をしていて着なくなった服がある程度まとまったら、買取してくれるサービスを利用して洋服をとにかく売りましょう。せっかく買った洋服ですから、捨てるのは正直もったいないです。少しでもお金に変えることをオススメします。(次の欲しい洋服も買えますし)
洋服は捨てるよりも、売った方が断然お得!
フリマアプリ(メルカリとか)を利用するのも全然ありです。ただ、ひとつひとつ洋服を出品して売る作業をすると時間ばかり経過し、かなり消耗します。一向に部屋が片付きません。
面倒なことが苦手でまとまった洋服がある場合は、ネット宅配買取サービスがおすすめです。
ネット宅配買取サービスとは、”自宅に居ながら売りたい洋服をダンボールにまとめて送るだけ”の簡単な方法で買取してくれるサービスです。
事前にネットで簡単に申し込みをして、荷物を送る際に必要な配送伝票やダンボールなどは全て用意してくれる大変便利なサービスです。
全ての料金はもちろん無料!
ぼくの場合は、テレビや雑誌でおなじみの「ブランディア 」と「OKURA(おお蔵)」を利用しました。洋服の買取ブランドの幅も非常に広く、ほかの買取サービスもいくつか試してみましたが、査定から入金まで非常にスムーズで、より高く買取してくれます。
他ではなかなか買取してもらえなかった洋服も買取してくれるので、すごく助かりました。
洋服を処分して後悔する「アイテム」
- 冠婚葬祭用のスーツ
- ベーシックな革靴やパンプス
普段よく着ている仕事着や洋服以外に、以上の2点は処分すると後悔するので注意が必要です。
◎冠婚葬祭用のスーツは、最低1着は必ず残しておきましょう!もう着る機会はないと思っても、自分に合ったスーツを1着持っているだけで何かの時には必ず役に立ちます。男性の方は、無地のネクタイも忘れずに!
◎革靴も同様に、最低でも黒と茶の1足ずつは今後も必要なアイテムです。女性の方は、黒のパンプス1足は必ず残しておくことをおすすめします。
ステップ2:本はジャンル別に分けて処分する
続いては、本や雑誌の整理
知ってはいるけど、なかなか減らない部屋にあるたくさんの本や雑誌。山積みにされていたり、本棚から本がはみ出したりしていませんか?この機会にスッキリさせて、部屋の本棚をキレイに整えましょう。
僕が実践した効果的な本の整理方法はこちら↓
本の整理で効果的な方法
- ジャンル別に分類して単行本・漫画本・参考書・専門書などに区別する
- よく読む本やこれからも必要だと思う本は処分しない
- 明らかに状態が悪いものは処分して、残りはネット宅配買取サービスを利用する
単行本・文庫本の場合
好きな作家の本や普段からよく読んでいる本は無理して処分する必要はありません。
購入して1度読んでそのまま本棚にある本や読まずにそのまま保管している本は処分の対象です。あとは同じタイトルの本が何冊かある場合は、ひとつに減らしましょう。
マンガ本(漫画)の場合
マンガ本は、シリーズ化されているのですぐに本棚がいっぱいになるケースが非常に多いです。減らし方は、単行本・文庫本のケースと同じように普段読んでいる本は処分せずに、残りの読まない本を処分します。
ただマンガ本の場合は、一度読んだらなかなか読み返すことが少ないので、できるだけ処分して今後読みたくなったら漫画喫茶かネット漫画「【DMMブックス】 」でほぼ解決。
※ 単行本・文庫本・マンガ本の処分に困ったらできるだけ売るようにしましょう。ネットオフでは宅配買取サービスを行っているのですごく便利です。
テキスト・参考書の場合
学生時代に使用していたテキストや参考書は懐かしさもあり残しておきたい気持ちもわかりますが、さすがに今となってはまったく必要性がありません。
そこで、受験や勉強に関わる問題集や参考書のテキストを買取してくれる「学参プラザ」を利用してまとめて処分しましょう。他では買取してもらえずに処分に困る受験の問題集や参考書などは捨てる人が非常に多いですが、学参プラザを利用すれば買取してくれるので利用しましょう。
専門書の場合
パソコン関係や資格をとるために購入した専門書は、必要がなければこちらも買取サービスを利用しましょう!特にパソコン・IT関係の書籍は情報の速度が非常に早いので、出版年から2〜3年経過したものはすぐに古い情報と化します。なので、出版した年号をチェックすれば処分の対象になるかすぐに判断できます。
パソコンの書籍以外にも、デザイン本や美術書、法律関係、医学者、辞書まで買取してくれる「バリューブックス」がおすすめです。
雑誌の場合
雑誌の場合は基本的に「今」を伝えるための流行もののツールに過ぎないので、特集記事を除いた雑誌以外は全て処分しましょう。どんな最新版でも、今の時代は2年過ぎれば古い情報です。特にファッション雑誌や旅行本、週刊誌、モノを紹介している雑誌がそれに当てはまります。
中には、雑誌によって必要で残しておきたい記事があると思います。その場合は、カッターなどで切り抜くかスキャンしてパソコンに保存しましょう。
また雑誌をまとめて処分する場合は、強度がある新聞雑誌回収袋が非常に便利です。正直100均とかにあるもので全然問題無しです。
ステップ3:CDはデータ化してパソコンへ
次はCD
最近はCDを購入する機会も少なくなってきて、昔に購入したものが部屋の一角を占めていたりします。数十枚〜数百枚を所有していたら、それだけで部屋の収納スペースを占領しています。実際にぼくがそんな状態でした、、、大切な思い出の品でしたが、そもそも普段音楽をCDで聴いていなかった自分に気づきます。
以下の3つのうち、1つでも該当するものがあれば処分するべきです。
- 日常生活で音楽をCDで聴く機会がなくなった
- 音楽はiPodやiPhoneに曲を入れて聴いている
- 最近CDを購入していない
今は10,000曲の楽曲を持ち運べる時代。
音楽は完全にCDからダウンロードへシフトしています。経年劣化するCDは、早いうちにまとめて処分することをおすすめします。
そこで実践することは、CDをデータ化して売ること。
CDをデータ化する場合
データ化するとは、CDの音源をそのままパソコンに保存することを指します。もちろんその方法は、1枚1枚せっせとパソコン上に読み込ませるわけですから、枚数が多ければ多いほど大変な作業になります。ですので、1度にやろうとはせず、1日に枚数を決めて少しずつ保存すると良いでしょう。まったく聴かないCDは即処分の対象にしましょう。
もし、保存する枚数が数千枚以上ある場合、外付けのハードディスクを用意しましょう。あまりに保存するとパソコンが重くなる原因につながります。
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CDを売る場合
データ化したCDは捨てるのではなく、売るようにしましょう。
枚数が多いものは、宅配買取サービスが非常に便利です。自宅にいながらダンボールに詰めて発送するだけなので、わざわざ重い荷物を持ってお店へ行く必要はありません。
ネットオフの場合、配送料・査定料・振込手数料が全て無料。商品を詰めるダンボールも用意してくれるので、お金や手間もかからずすぐに処分できてすごく便利です。
ステップ4:書類の処分は慎重に
最後は書類
書類の整理は慎重に行いましょう。というのも、書類は全て捨てることができないからです!
例えば本やCDの場合は、処分した後に後悔してもまた買えば何とかなりますが、書類に関しては代わりが効きません。なかにはとても重要な書類があるので、うっかり間違えて大切な書類まで処分しないようにしましょう。
ここでは、知っておきたい一般的に大切な書類と処分しても問題ない書類をまとめておきます。実践する前に確認しましょう。
書類を処分して”良いもの””ダメなもの”
捨てても良い書類
- 新聞の折り込みやポストのチラシ
- 学生時代のプリント
- 使っていない電化製品の説明書やマニュアル
- 今後もまったく必要性を感じない書類
捨てたらダメな書類
- 住宅関係の契約書や税金関係の書類
- 現在使用している書類や大切なファイル
- 保証期間内の保証書(電化製品など)
- 大切な手紙など
書類の仕分けをしていて迷った場合は、ここは捨てずに一時保管しましょう。あとは、スキャナを使用してスキャンを行い、データ化できるものは全てパソコンに保存します。時間はかかると思いますが、書類の整理は慎重さが大切です!
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おわりに:部屋の整理は心とカラダを軽くする
部屋の整理を実践してみると、いかに部屋がいらないモノに溢れていて、全く必要のないモノがたくさんあることに気づきます。多くの人が「整理」や「捨てる」ことを苦手としています。
実際に思い切って部屋の整理をしてみると、部屋の中にあったモノが少しでも減ってゆくと、心やカラダも同時に軽くなってスッキリした気分を実感します。
一気にやろうとはせず、決して焦らずコツコツと、自分のペースで少しずつ始めていきましょう!