1960年代から70年代にかけて活躍したハリウッド俳優「スティーブ・マックイーン (Steve McQueen)」。キング・オブ・クールと称されたマックイーンというひとりの男の生き様は、ファッションやライフスタイルを中心に、現在でも多くの人々の憧れの存在です。
今回は、スティーブ・マックイーンが愛用していたファッションアイテムを紹介します。
スティーブ・マックイーン (Steve McQueen)とは
スティーブ・マックイーン (Steve McQueen) 1930-1980 俳優
アメリカ・インディアナ州出身の映画俳優。17歳の時に、アメリカ海兵隊に入隊。1952年にニューヨークの名門ネイバーフッド・プレイハウスにて役者の勉強を始める。1955年、ブロードウェイでデビューを果たす。翌56年、ハリウッドに渡り、「傷だらけの栄光」で映画デビュー。58年、テレビドラマ「拳銃無宿」で成功を収め、人気と知名度を得る。60年代には代表作である「荒野の七人」「大脱走」「ブリット」などが大ヒットを記録。1967年に主演を務めた映画「砲艦サンパブロ」でアカデミー賞主演男優賞にノミネート。現在でも1960年代から70年代のハリウッドを代表する名優として不動の人気を誇る。享年50歳。
スティーブ・マックイーンが愛用したファッションアイテム
1. Barbour (バブアー) インターナショナル
1894年にイギリスにて創業した王室御用達ブランド”バブアー (Barbour)”の人気モデル「インターナショナル (International)」。多くのバイクやカーレースに参加していたマックイーン。その際によく着用していたのがバブアーのジャケット。
元々バイカー向けに製作されたジャケットで、フロント部分に大きめサイズのポケットを4つ配置しているのが特徴のインターナショナル。ウエストベルトが付いている仕様で、バブアーならではのワックスドコットン製。マックイーンらしい男の定番アイテム。
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2. TAG Heuer (タグ・ホイヤー) モナコ
世界初のスクエア型防水時計を搭載したタグ・ホイヤーの名作腕時計モデル「モナコ (Monaco)」。1971年に公開された映画「栄光のル・マン」に出演していた際にマックイーンが着用していたモデルとして知られています。
彼が愛用したことでブランドの価値や人気を一気に高め、この画期的なデザインは当時大いに話題を集めました。1969年に誕生したタグ・ホイヤーのモナコ。現在でも変わらぬデザインで熱心な愛用者が多いモデルです。
3. BARACUTA (バラクータ) G9
1937年、イギリス・マンチェスターで誕生したバラクータ「G9」。1968年の映画「華麗なる賭け」でマックイーンが着用したことで人気に火が付いたモデルです。
元々はゴルフウェアとして製作されている為、撥水性に優れた機能性があります。裏地にはチェック柄を用い、ベーシックでありながらも遊び心のある定番アイテム。マックイーンは映画ではネイビーカラーを着用しています。プライベートでもよく着ていたお気に入りジャンバー。
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4. Persol (ペルソール) 714モデル
イタリア生まれのアイウェアブランド「ペルソール (Persol)」。マックイーンが映画のシーンだけではなく、プライベートでも愛用していたサングラス。
独特のティアドロップスタイルの714モデルをこよなく愛し、現在でもマックイーンの名を刻んだ復刻モデルが発売されるほど人気があります。映画「華麗なる賭け」ではスーツ姿でビシッと決めている姿は今みてもかっこいいです。
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5. マックイーン (Mc Queen) パンツ
マックイーンが生前愛用していたリーバイスのホワイトパンツをベースに製作されたANATOMICA (アナトミカ) のパンツ。ベルトループが存在しないタックイン仕様に加え、シルエットを美しく見せるために浅めの股上を採用。
当時のモデルを忠実に再現した完成度の高い一本に仕上がっています。マックイーンのスタイルにはもはや定番となったスリムパンツ。
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