毎年、クリスマスが近づいてくると無性に観たくなる冬らしい心温まる映画。
この時期になるとクリスマスをテーマにした映画をついつい手にとって観ています。
定番ものから新しい作品まで。
今回は、クリスマスシーズンに観たくなるおすすめ映画を厳選して6作品を紹介します。
クリスマスシーズンに観たいオススメの映画6選
1. ホーム・アローン (1990年)
1990年公開のコメディ映画『ホーム・アローン(Home Alone)』
監督:クリス・コロンバス 脚本:ジョン・ヒューズ 出演:マコーレ・カルキン
クリスマス休暇を利用して一家で旅行に行くが、主人公ケビン・マカリスターだけが自宅に取り残されて数々のトラブルに巻き込まれながらも自由を謳歌して遊んでしまうという物語。
ストーリーは飽きの来ない進行具合で釘付けとなり、主人公を演じるマコーレ・カルキンのいたずらぶりの演技が可笑しくて可愛らしい。
子供から大人までついつい見入ってしまうクリスマスシーズン定番の人気映画です。
舞台は、アメリカ合衆国イリノイ州シカゴ。本場アメリカの華やかなクリスマスの装飾が素敵で、季節感をさらに演出してくれます。
続編の「ホーム・アローン2」では舞台がニューヨークに移ります。街並みがさらにクリスマスムードなのでハマった方はパート2もオススメです。
2. キャロル (2015年)
2015年、アメリカ合衆国とイギリスで公開された映画『キャロル (Carol)』
監督:トッド・ヘインズ 主演:ケイト・ブランシェット、ルーニー・マーラ
舞台は1950年代のアメリカ・ニューヨーク。
ケイト・ブランシェット演じるキャロルと写真家を目指すテレーズとのふたりの女性が恋に落ちる大人の恋愛映画。
クリスマスでの出会いがきっかけで互いに惹かれ合い、切なくもあり、ただただ美しい映画です。
物語の構成や内容が素晴らしく、しっくりときます。
1950年代ならではファッションや装飾品も素敵で、作品を通して魅了します。
クリスマスシーズンの静かな夜の寒い時期にゆっくりと観たい作品となっています。
3. ラブ・アクチュアリー (2003年)
2003年に公開されたロマンティック・コメディ映画『ラブ・アクチュアリー (Love Actually)』
監督:リチャード・カーティス 主演:ヒューグラント、アラン・リックマン、エマ・トンプソン、ローワン・アトキンソンなど
それぞれ色々なカタチの「愛」がテーマの映画。
愛の部分について色々と考えさせられる内容で、コメディータッチな部分があり、すごく人間味のあるドラマ構成の映画です。
無性に愛を感じたくなる映画で、出演している方のユーモアでお茶目なシーンは多くあり、ついクスッと笑ってしまう。
監督リチャード・カーティスが関わる映画はどれも素敵な物語ばかりです。
クリスマスが近づくと毎年観たくなる作品になります。
4. クリスマス・キャロル (1984年)
1984年にアメリカで製作された映画『クリスマス・キャロル (A Christmas Carol)』
監督:クライヴ・ドナー 出演:ジョージ・C・スコット
小説家チャールズ・ディケンズの作品「クリスマス・キャロル」を原作にした作品。
慌ただしい現代社会において、本当に大切なことを教えてくれる物語。
忘れていたことを思い出し、周りの人に対して優しく接したくなる重要なことが凝縮している作品です。
ディケンズの作品を映画化するのは難しい中、よくここまで映像化してくれて感謝です。
この映画はクリスマス映画の元祖とも呼べる有名な物語。この機会に観てみてください。
5. ポーラー・エクスプレス (2004年)
2004年に公開したアメリカ映画『ポーラー・エクスプレス (The Polar Express)』
監督:ロバート・ゼメキス 主演および製作総指揮:トム・ハンクス
クリスマス・イブの数分間をテーマに、少年少女たちが蒸気機関車ポーラー・エクスプレスに乗って多くの不思議な出来事が起きるファンタジー映画。
映画の内容も良いですが、作品の描写が素晴らしくて迫力があります。
本国アメリカでは、クリスマスシーズンになると「ポーラー・エクスプレス」の名のもと、街中を運行する姿を見ることができます。
映画ファンにはたまらなくワクワクします。
ちなみに監督を務めたロバート・ゼメキスは、映画「バックトゥ・ザ・フューチャー」を監督。
そちらも面白い作品なので是非見てください。
6. ナイトメアー・ビフォア・クリスマス (1993年)
1993年にアメリカ合衆国で製作されたアニメーション映画『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス(The Nightmare Before Christmas)』
監督:ヘンリー・セリック 原作:ティム・バートン
毎年ハロウィンで盛り上がりを見せる街に飽き飽きしていた主人公ジャック・スケリントンが、森の奥でクリスマスタウンを見つけてある計画を立てる物語。
主人公ジャック・スケリントンがクリスマスの素晴らしさをみんなに必死に伝えようとする姿にはグッとくるものがあります。
アニメーションを駆使した独特の世界観を作りだす原作ティム・バートン。この人が関わると作品の深みがさらに映像から伝わってきます。個人的にとても好きな監督です。
映画の原型はティム・バートンがディズニーで働いていたころに完成していたとか。
ちなみにタイトルは、アメリカでは馴染みのある有名な詩「クリスマスのまえのばん」をベースに付けられています。