
ディオール・オムやサンローランのディレクター在籍時からファッション業界に新たな風を吹き込んできた孤高のデザイナー「Hedi Slimane (エディ・スリマン)」。彼から提案したスタイルが多くのトレンドを生み、現代で最も影響力のあるファッションデザイナーの一人です。
今回は、エディスリマンが私服で着用しているファッションブランドを紹介します。
Hedi Slimane (エディ スリマン) とは
エディスリマン (Hedi Slimane) フランス出身のファッションデザイナー 1968-
1968年、チュニジア系の父とイタリア系の母との間に生まれる。10代で独学で服作りを学び、ルーブル美術学校の美術史を専攻。94年からジャン・ジャック・ピカールの下で働き始める。97年、イブ・サンローラン・リヴ・ゴーシュ・オムのディレクターに就任。その後、ディオール・オム、イヴ・サンローランのクリエイティブ・ディレクターに就任。「少年性」「ロック」をテーマにした服作りでメゾンのトレンドを生み出し、絶対的な人気を誇るファッションデザイナー。また、フォトグラファーとしての活動を行なっている。2018年よりセリーヌのクリエイティブ・ディレクターに就任。
エディスリマンが私服で着用しているファッションブランド
1. Champion (チャンピオン)フットボールTシャツ

1919年に創業したアメリカのスポーツウェアブランド。エディスリマンの私服は古着の着用率が非常に高く、カジュアルとモードを組み合わせたスタイルをしています。以前には、チャンピオンのフットボールTシャツを着用していました。カラーはレッド。エディが着用しているものはおそらくヴィンテージアイテムです。来日中は東京・原宿の古着屋へ行って洋服を購入したりと、エディによって古着アイテムは身近な存在です。
>>(チャンピオン) Champion Made in USA T1011 7分袖 フットボールTシャツ
2. Wrangler (ラングラー)デニムジャケット

アメリカ・ノースカロライナ州にて設立されたワークウェアブランド。レザーのアウター(ライダースなど)をメインに着こなしているイメージのエディですが、プライベートでは度々デニムジャケットを着用しています。ブランドはラングラーとリー(Lee)のアイテムをカジュアルに着こなしているエディ。ラングラーの型は124mjモデルと推測できます。エディが着用しているのは古着屋で見かけるユーズドものです。
>>(ラングラー) Wrangler 124MJ ジャケット
3. NASA Tシャツ

インパクトのあるロゴTシャツがお好みのエディ・スリマン。Tシャツはジャケットやレザーブルゾンと合わせて着こなしています。NASAのTシャツは、ディオール・オムのクリエイティブディレクター在籍時によく着用していました。カラーはネイビーにロゴカラーはオレンジ。他にはバンドTシャツなども着用しています。それにしてもエディはファッションの懐が深いです。彼のアイテムのヴィンテージモノです。
4. Levi’s®︎ (リーバイス) 606デニムパンツ

アメリカを代表するデニムブランド。2000年代以降、一貫して細身のデニムを着用しているエディ。自身がデザインしたデニムパンツも穿いていますが、プライベートではリーバイスを着用しています。彼がセレクトしているのは、1960年代に誕生したスリムなシルエットのリーバイス606。細身なデニムを好むエディらしい一本。
>>LEVI’S® VINTAGE CLOTHING 1969MODEL 606 JEANS BIG 5
5. Converse (コンバース) オールスタースニーカー

エディの足元は、革靴もしくはスニーカーを頻繁に着用しています。中でもスニーカーではコンバースのオールスターをデニムと合わせて着用しているスタイル。カラーはブラック、ハイカットが定番です。エディが着用することにより、さらにロックな雰囲気になるオールスター。紐の通し方ひとつとっても彼らしいスタイルが反映されているので参考にしてみてください。
>>[コンバース] スニーカー キャンバス オールスター HI
