photo credit: 1960 Hanes Underwear Advertisement Readers Digest August 1960 via photopin (license)最近はセレクトショップでも見かけることが多くなった人気の「パックTシャツ」。パックTシャツの魅力は比較的リーズナブルで手に入り、何枚もストックできるところ。特に白い無地のTシャツは、メインの夏だけでなく、インナーとしても使い回しが効くので、年間を通して着用している人も多いはず。そんな僕も、一年中着ていて日々ストックが増えて収納に困るほど。
今回は、そんなパックTシャツの人気ブランドを紹介します。各ブランドによってサイズ感や素材が違うので、しっかり特徴を押さえながら自分にあった１枚を愛用してみよう！
パックTシャツの王様 ”Hanes”(ヘインズ)
パックTシャツといえば誰もが知っている定番ブランド「Hanes(ヘインズ)」。アメリカのスーパーマーケットに行けば必ずと言っていいほどストックされていて、日本でも人気のあるブランドです。ヘインズの特徴は、クセがなく、自然体で着れる快適さ。どこか懐かしさを感じるのも歴史あるこのブランドの魅力です。
ヘインズでは、赤・青・ゴールドラベルの3種類。
| 名称 | 素材 | 特徴 |
| 赤パック | コットン100% | 1942年に登場し、最も歴史があるのが赤パック。これぞヘインズ！という独特の「クタリ」感を楽しめる。 |
| 青パック | コットン75%ポリエステル25% | ポリ混合で汗をかいても乾きやす、型崩れしにくい青パック。ドライな肌触りで涼しく着ることができる。 |
| ゴールドパック | コットン100% | 上質のプレミアムコットン素材のゴールドパック。型崩れも少なく、着心地抜群。ヘインズパックTシリーズの優等生。 |
よく見かけるのが、この3つのパッケージ。それぞれパッケージごとに違いや特徴があるので押さえておきましょう。ガンガン着て、クタリ感を楽しむなら「赤」。通気性が良く、ドライな質感を求めるなら「青」。素材にこだわり、型崩れしにくい「ゴールド」。迷った時は、シーンに合わせた着回しをすることが大切です。定番なので、ひとつは持っておきたいアイテム。
>>Hanes(ヘインズ)赤パックTシャツ3枚組
>>Hanes(ヘインズ)青パックTシャツ3枚組
ヘインズのコラボパックT
他にも、ヘインズではシュプリーム(supreme)、デラックス(DELUXE)、ステューシー(STUSSY)など、近年ストリートブランドとのコラボアイテムが充実。昔からの製法は変えず、トレンドをしっかり取り入れたヘインズのブランド力は今も変わらず不動の人気ぶり。今後もヘインズから目が離せない王道ブランドです。
>>Supreme(シュプリーム)×Hanes(ヘインズ)Tシャツ3枚組
ヘインズ屈指のヘビーウェイトで丈夫なビーフィーT
1975年に誕生したヘインズを代表するもう一つのモデル「BEEFY-T (ビーフィー)」。肉厚の生地を使用しているので、頑丈な作りが魅力。型崩れがしにくく、着込むごとに身体に馴染んでくるのが特徴です。コスパが非常に高いので、一枚ないし、豊富なカラーバリエーションから何枚かストックしておくと便利。
[ヘインズ] ビーフィー ポケット付き Tシャツ ポケT BEEFY-T
柔らかな風合いで魅了する ”Healthknit”(ヘルスニット)
元々、高品質のニットウェアブランドとして誕生した「Healthknit(ヘルスニット)」。特徴は何といっても素材感に尽きます。アメリカ綿を使用した柔らかな風合いがあるヘルスニットのパックTシャツは、着心地が抜群です。３つボタンのヘンリーネックが有名なヘルスニットですが、無地のパックTシャツもカラーバリエーションが豊富でおすすめ。
サイズは少しゆったりめなシルエット。ワンサイズ小さめを選ぶか、もしくは標準サイズで縮みを考慮して着るのもアリ。素材はコットン100%なので、洗濯すると約1-2cmほど縮みます。(個人差あり) ソフトな着心地の良さを求めるなら、間違いなくHealthknit(ヘルスニット)。
>>Healthknit(ヘルスニット)2枚組VネックTシャツ
貴重なアメリカ製にこだわった”Velva Sheen”(ベルバシーン)
アメリカのカレッジやスポーツ用のプリントTシャツで知られるブランド「Velva Sheen(ベルバシーン)」。古着屋でも度々見かけることが多い老舗ブランドです。現在でもアメリカ生産にこだわり、パックTシャツも当然「MADE IN USA」。ベルバシーンのパックTはポケット付きTシャツ(通称：ポケT)が人気。
程よい厚みとオールド感漂う雰囲気があり、アメリカらしさを感じさせるベルバシーンの無地パックTシャツ。チューブ編みを採用しているのでボディの脇に縫い目がないのが特徴。パックTの中では少々値段は高いですが、「質」を求めるのならベルバシーンが一歩優勢ですね。
>>Velva Sheen(ベルバシーン)2枚組ポケット付クルーネックTシャツ
根強い人気の “FRUIT OF THE LOOM”(フルーツオブザルーム)”
約160年以上の長い歴史を持つブランド「Fruits Of The Loom(フルーツ・オブ・ザ・ルーム)」。アメリカのショップへ行くと、だいたいヘインズの隣にフルーツ・オブ・ザ・ルームがストックされています。それもそのはず、本国アメリカでは両者2大Tシャツメーカーと呼ばれているほどの定番ブランド。昔のバンドTシャツのタグでもよく見かけるのがフルーツ・オブ・ザ・ルーム。
フルーツ・オブ・ザ・ルームは独特のドライな質感と、着れば着るほど肌に馴染むのが特徴。生地がしっかりしているので、かなり丈夫。値段もお手頃なので、ヘインズと着比べてみると自分の好みがわかります。
Fruits Of The Loom(フルーツ・オブ・ザ・ルーム)3枚組クルーネックTシャツ
自分に合った一枚を
基本的にTシャツは毎日着るものです。その中でもパックTシャツは、ファッションの定番アイテムの1つとして認知されています。パックTシャツ選びはその時の気分やトレンドにも大きく左右されます。
きっと自分に合った一枚に出会うと値段以上の喜びがあり、愛着が湧くはず。大切なのは、どんなアイテムでも自分なりのこだわりを持つことが大切です。
